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湊かなえ『告白』

湊かなえ『告白』を読みました。

映画館で宣伝パネルを見て気になったので原作本を読むことにしました。

以前、本屋大賞を取ったとき話題になったので

そのときも気になってはいたんだけど読まないままでした。

本屋大賞のときは内容知らなくて、ただ大賞を取ったことだけで凄いなぁという程度だったのね。

でも宣伝パネルを見て一気に興味が湧きました。

そして本を読んだら面白い!!!!

女性教師の子供が担任をもっているクラスの子に殺された。

その復讐の告白をするというところから話は始まるのね。

もうね、私は第一章で終わったら本当に怖い話だったと思う。

そして凄く面白い話になったと思う。

第一章だけの短編小説で終わらせても全然OKだった気がするんだよね。

最後の終わり方も、やっぱりこの先生ヤバイ!って感じだったけどね。

以下、ネタバレありです。





















第一章で先生がHIV患者の血液を

自分の子供を殺した犯人二人の牛乳に入れたという話をしたときは本当にびっくりしたし怖かったです。

他の生徒がHIVに感染しなかったらどうするのかを聞いたら

「交通事故には気を付けてとだけ言っておきましょうか」とかって言うのね。

怖い!!!!

この先生本当怖いと思いましたわ。

翌年は担任が新任の男性教師に代わるんだけど

新任教師を見てると主役の女性教師は先生としては良い先生だったんだろうなぁと思いました。

生徒とも深く関わったりはしないけれど、それなりのことはしている。

しっかりと褒めたりもする。

深く関われば良いってものでもないからね。

でー、犯人の二人のうち一人は不登校になるの。

そして自分が感染しているのではないかと思って怯えるのね。

新任教師が学校に来るように言いに来たりするんだけど

結局その男の子はお母さんを殺して逮捕。

女の子を殺した段階で逮捕されていればこういうことは起きなかったんじゃないかと思う。

ってか、直くんがプールに突き落とさなきゃ愛美ちゃんは死ぬことはなかった。

しかも直くんは目を覚ましたのにプールに落としたからね。

これはだいぶヤバイと思う。

修くんはお母さんの愛情に飢えていたということを知ってから

私は少し同情したりもしたけれど、美月ちゃんを殺したのは許し難いね。

美月ちゃん可哀想だと思った。

美月ちゃんが「昔、直くんが好きだったけど今は渡辺くんが好き」って言って

それを聞いた修くんは直くんと同レベルに扱われたことを怒るのはなんか笑えました。

ってか、先生の最後の仕打ちは凄いね。

「スイッチを押したのはあなた」というのが本当修くんにとっては後悔極まりないよね。

美月ちゃんは既に殺しちゃうし。

先生が血を入れた後に、やんちゃ先生がすり替えたというのはびっくりでした。

先生の最後の嘘だと思っていたから。

先生にはそんな優しさない方が正しいんだけどさ。

あとで考えれば納得でした。

あー、でも本当この話面白かったです。

湊かなえさんの他の作品も読みたくなりました。

最近読書していなかったんだけど、本って面白いね。

こういう黒い話好きです。

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