八日目の蝉

映画『八日目の蝉』観ました。

NHKでドラマやっていたとき、見ていたから話の内容は分かるんだけど

私はドラマの方が好きかな。

永作博美檀れいも二人とも好きな女優さんなんだけどね。

なんだろう。

ドラマは暗い感じだったけど、映画は爽やかな感じだった。

終わったときの感じがドラマの方が私は好き。

先に見た友達が最後の井上真央ちゃんのシーンが良かったって言っていたけど

なんか分かった気がする。

爽やかな終わり方は真央ちゃんのあのシーンがあったからだもんね。

前向きな終わり方。

本当のお母さん役はドラマも映画も上手かった。

この映画は好きな女優さんがいっぱいで嬉しいです。

あー、でも映画見て良かったな。

あと、小池栄子のウザイ感じ上手かった。

小池栄子って佐藤江梨子もそうだけど、何気に今後良い女優さんになるんじゃないかと思う。

以下、ネタバレありです。





















薫と別れるシーンで「この子、まだ朝ご飯食べて無いの」って言うのはなんか良いよね。

親って感じがする。

原作読んでいないからドラマと映画で比べるしかないんだけど、

ドラマの方がなんか子供に対する執着心というかそういうものを感じた。

映画だと二時間にまとめなきゃいけないから仕方ないのかもしれないけれど。

ってか、本当のお母さん役の森口瑤子が上手かった。

怖かったっていうか。切ない感じが。

どうしようもないのかなぁ。

でも4才まで育てられたらお母さんだと思っちゃうだろうなぁ。

ドラマの板谷由夏も上手かったけど。

なんかね、お母さんの辛さを凄く感じた。

あのとき一緒に連れて行っていれば・・・ってずっと後悔しちゃうよね。

置いて行くのが悪いって非難されちゃうけど。

なんか、私は本当のお母さんに同情しちゃいましたわ。

映画で真央ちゃんが言うまで気付かなかったけど

お父さんは全国に愛人が自分の子供を誘拐したってバレちゃったわけだよね。

ドラマのときはそこまで頭が回らなかった。

もとはと言えばお父さんが悪いんだよね。うーん。

この話、本当のお母さん目線で番外編として観たいと思った。